岩手弁の特徴
2017.05.23

走る車岩手弁で有名な方言と言えば、「じぇじぇじぇ」。その方言はとあるTVドラマで広く知られ、そしてその年の流行語大賞にも選ばれたので、今やほとんどの方が知っている岩手の有名な方言の1つとなっています。「えっ!?」と驚いた時や、感動した時の表現によく使われます。代表的な単語だと、例えば「つめたい」の方言は「しゃっこい」、「無理だ」の方言は「わがね」、「おどろく」の方言は「たまげる」など、他にもたくさんの岩手弁が存在します。今回は、その岩手弁の特徴について、いくつかに分けてご紹介します。
岩手弁は、東北弁の一種なのですが、岩手弁の中でも種類があり、地域ごとに使い方なども分けられています。県北部の旧南部藩領(盛岡藩)と県南部の旧仙台藩領(伊達藩)で大きく異なり、盛岡藩では『南部弁』、伊達藩では『伊達弁』と呼ばれています。南部弁と伊達弁では、方言の区分も異なってしまい、前者は『北奥羽方言』、後者は『南奥羽方言』に分類されているなど、かつての藩くくりによって方言が大きく異なっています。
その岩手弁の主な特徴をいくつかに分けて紹介していきますが、例えば「すっぺ(すっぱい)」、「あめ(あまい)」、「さむ(さむい)」など、形容詞の「~い」を省略して使われることが多くなっています。そしてそれらを話すときは、『1番最後の音を強く』して言うことがほとんどです。
2つ目の特徴は、「いが(イカ)」、「なぐ(泣く)」、「くづ(靴)」など、まだまだたくさんありますが、主に2つ目の音が、『カ行』、『タ行』の場合は濁点を付けて『ガ行』、『ダ行』になる特徴も存在します。また、それらを話す時も『濁音を強く』して使われています。
3つ目の特徴は、「だ=です」、「べ=でしょう」などといった、語尾に濁音がつく場合が多いです。例を挙げるなら、「んだ(そうです)」、「来たべ(来たでしょう)」などがあります。他にも、「んだが(そうですか)」、「来たが(来ましたか)」など、「が」が語尾にあるときはこういう感じで話す時もあります。
最後の岩手弁の特徴は、名詞に(っこ)がつくという特徴です。岩手の方々はこれはよく使うという声が多いのですが、例えを挙げるなら、「犬っこ」や「お茶っこ」「飴っこ」などがあります。
今回紹介した特徴でなく、その他にも岩手弁にはたくさんの特徴が存在します。もし岩手に旅行などに行かれる方は、事前に岩手の方言を調べておくと、より楽しめるかもしれません。

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