冬の降雪量
2017.05.23

綺麗な車北海道はもちろん、東北地方や日本海側の地域には毎年冬が訪れると大雪が降ったりなどで大変です。それ以外の地域に住んでいる方々にとっては、テレビでのニュースで状況がわかるだけで、実際どれだけ大変かどうかはいまいちわからない方も多いのではないでしょうか。
よくそのテレビのニュースや天気予報などで「降雪量(降雪の深さ)」と「積雪量(積雪の深さ)」という言葉を聞いたことは誰にでもあるとは思いますが、まず「降雪量」というのは「降雪の深さ」ということであり、ある時間(6時間や24時間など)の間に新しく積もった、または積もる雪の量を指します。気象用語としては、霰などの固形の降水も含まれます。
「積雪量」というのは、地面に積もった雪のことであり、その時刻の雪の深さを指します。発表値は積雪計設置地点での値なので、同じ地域でも、場所によっては吹き溜まりなどで、発表されている積雪量以上に雪が積もっている場合もあります。また、ある期間内での積雪の最大値を「最深積雪」といいますが、これらは降雪量とは異なるものなので注意が必要です。
雪の重さはどんどん縮んでいき、条件によってはかなり縮みます。何もない状態で1メートルの雪が降ったとして、翌日には50センチ程度に縮んでしまうこともあります。この場合、降雪量は1メートル、積雪量は50センチということになってしまいます。そして、晴れて太陽が照っていたり、または雨が降って50センチよりもさらに30センチまで縮んだ場合は、降雪量は1メートルのままになりますが、積雪量は30センチとなってしまいます。
気象庁の過去のデータは、1872年からの記録データを公開しており、昔に遡るほど記録に残っているのは一部の地域のみとなっていますが、その中でも「降雪量」が記録されている観測地点で、冬季の間に過去10年間で平均『毎年何センチの雪が降っているか』と各都道府県ごとに集計して比較したデータがあります。そのデータの中での1位は山形県の636センチという、非常に多い膨大な降雪量が観測されています。『雪の少ない地域がない』ことが1位になった要因としています。新潟県では578センチの降雪量が観測されており、秋田県でも532センチの降雪量が観測されるなど、雪が多く降る地域の状況などがよく分かってきます。
この他にも、地域によっては雪が多く降る場所、またその逆で雪が降らない場所もありますが、もし冬の季節に降雪量が多い地域に観光などで行かれる際には、道路状況など十分に情報をチェックしてから出掛けるようにしましょう。

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